Milagre

海の奇蹟

Dorival Caymmi

海の奇蹟(ボサノヴァ日本語化計画)

マグロ、ハマチ、シャケ
サンマ、イワシ、ニシン
朝日がのぼるよ さあ船をこぎだそう
魚が来た 船を出そう

風が吹いてきた
潮目が変わる
ああ、時は満つ

波のしぶきにたえた
網をひきつづけてた
言葉すくなに

ほら来たよ 大漁だ
ごらん すごい 大漁だ
ごらん すごい 大漁だ

魚の名前の連呼ではなく、4人の漁師の名前ではじまります。聖水曜日というのはカトリックでいう聖週間(復活祭前の一週間)のなかの一日らしく、それがブラジルで漁師や魚の日と呼ばれているかどうかは、残念ながら私もよくわかりません。ご存知の通り、「人間をとる漁師」という聖書の言葉もあり、男たちが淡々と魚を捕る行為にはどこかキリスト教的なイメージがあります。日本語歌詞にそういう厳粛さが足りないのは、日本的な漁師のステレオタイプが邪魔しているからと思っていただければ幸いです……。

Maurino, Dadá e Zeca, ô, embarcaram de manhã
Era quarta-feira santa
Dia de pescar e de pescador

Se sabe que muda o tempo
Sabe que o tempo vira, aí o tempo virou
Maurino que é de guentar, guentou
Dadá que é de labutar, labutou
Zeca esse nem falou

Era só jogar a rede e puxar
Era só jogar a rede e puxar
Era só jogar a rede e puxar
Era só jogar a rede e puxar


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