ガルシア=マルケス→シャキーラ(脱線)

こっそりホームページを復活させてデザインを一新させたりしている。特に意図はないが、まあいいやという感じである。
作業はまだだいぶ続きそうなので、とりあえずお休みしていた読書の話など。

この間のメインイベントは、なんといってもガルシア=マルケスの自伝「生きて、語り伝える」。待ってました。嬉しい。
vivir para contarla というのが原題。最後のlaは人生なのかな。だとすると、人生を語るために人生を生きる、みたいな意味だろうか。なんとなく、へびが尻尾を噛んでいるような、軽くていいタイトルだ。
それにくらべると「生きて、語り伝える」というタイトルはどうも好きになれない。
というか、歌手とか音楽家なんかもよく使う「伝える」という言葉自体が、私はどうも苦手である。基本的に、何をやっても「伝わる」とは思ってないし、別にそれでいいじゃないかという投げやりな気持ちがあるのだろう。
とはいえ、素晴らしい日本語タイトルも思い浮かばない。タイトルって難しい。そして翻訳も。

だいぶ脱線してしまった。
さて。急ぐ読書でもないので、じっくり楽しませてもらった。最近の読書で大きく変わったことといえば、電源のついたパソコンがそばにあることではないだろうか。それは当然のことながらインターネットにつながっている。
昔は分からないことがあっても読み飛ばしていたことが多い。
辞書はたまに調べるとしても、百科事典をひもといたりするほどの真面目な読者ではなかった。気になることがあっても、そのうちなんとなく見当がつくだろうし、わからなくても、そのうち忘れてしまう。
でも、インターネットなら気軽である。
だから、たとえばコロンビアの現代史や都市名など、分からないことがあれば、ちょこちょこっと調べてしまう。これは勉強になるが、なんとなくお気軽すぎる気もする。
そんなこんなで、読書がいつのまにかネットサーフィンになってたりしていることもある。

今回でいうと、一番の収穫は、ガルシア=マルケスからシャキーラへの脱線かもしれない。
ガルシア=マルケスが同郷であるシャキーラをたたえる賛辞が気になった。ついでに、彼女が生まれ、マルケスも暮らしたバランキーヤという街について。

「シャキーラの音楽は、誰のものとも似つかない個性の刻印が押されてあり、例え何歳であったとしても、彼女のようにイノセントなセクシュアリティを持って踊ったり歌ったり出来るような人間はいない。彼女はまるで自分で自分を発明してしまったかのようである」

いかにもマルケスらしい言い方。それはともかく、彼女の踊りをユーチューブで見たりしているうちに、私も「誰のものとも似つかない個性の刻印」に魅了されたというわけ。
でも、シャキーラのことはまた機会があったら別のところで書こう。

また新しい歌が

今さらながら、「カーニヴァルの朝」を訳してみた。

♪また美しい朝 新しい歌が……♪

今さらというのも、ボサノヴァといえばこれを思い出す人も意外に多いのではないかと思うからだが、典型的なボサノヴァとは言えないだろう。
私も、実は結構苦手な曲である。
映画『黒いオルフェ』でこの曲が使われるシーンは好きだが、自分で歌う気にはあまりなれなかった。
まあでも、やっぱり訳しておこうということでやってみた。
以上は、暇人の言い訳というか、たわごとである。
『黒いオルフェ』といえば、なんといっても路面電車のシーンが好きだ。
リオに行ってあの電車に乗ったときが、たぶん私の人生で一番幸せだった瞬間かもしれない。
幸せというと語弊があるかな。
とにかく興奮した。

試行錯誤は続く

昨日はたぶん今年唯一の忘年会だった。
師走というが、私の仕事はお店以外もう大体終わっている。
こんなんで大丈夫なんだろうか、と不安も抱きつつ、
ひきつづき録音作業を楽しむ、というか苦しむ。

というわけで、また数曲アップ。
おうちには帰らない
よせばいいのに
トローリーソング
フェリシダージ

ひさびさの

約3カ月ぶりの投稿です。
この間、仕事がわりと忙しかったこともあり、ほとんど録音もしていなかった。
ギターは弾いていたが、ライブ活動も低調、全体に低調な人生である。

ひさびさにまとまった時間がとれたので、いくつか録音してみた。
録音の感覚が戻ってこない上に、なぜか少し演奏や歌の感じが変わっており、
しかも、これからどういう風なものをやりたいのか、いまひとつ分からない。
旧作も含め録音しなおし、新しいCD-Rもつくりたい、というのだけがあって、
方向性が定まらない状態だ。
やっぱ安いシンセ買ってストリングス入れようかなあ、
それともギターと歌だけで行こうかなあ、などといい加減なことを考えている。

というわけで、やや中途半端な状態ながら何曲か。
偽りのバイアーナ
マダムとの喧嘩はなぜ?
四葉のクローバー
私のサウダージ

読書記録とかもいろいろ書こうと思う。
最近、ツイッターとかで何となくお茶を濁していたが、なんとなく物足りない気がしてきた。
(何がどう物足りないんだろう……)

H印のバイーア

ひさびさの更新。
なんだか全体に低調な夏であった。
ライブとかもなく、地味に練習するばかりで、
新しい翻訳や録音もほとんどできかなかった。
仕事は忙しく、しかし地味だったりお金にならなかったり。
まあ、不景気だし、仕方ないかな。

そんなこんなで、夏の終わりに大好きな曲のひとつ。
Bahia com H
バイーアの綴りは昔からHが入るんだよ、という歌で、
あとはなんというか、中身というより口調や単語の響きが、
バイーアらしいなあ、という曲のように思える。
訳すのが難しいので、少し理屈っぽく、
この発音しないHという文字に少しスポットをあててみた。
背景のセミの音、聞こえるかな。

6/25ライブ@大塚Espeto Brasil

6/25(木)は大塚のブラジル料理店にてライブです。きっといいライブになります。お勧めです。

19:30~22:30 Music Charge 1500円+オーダー
Espeto Brasil (豊島区南大塚3-29-5光生ビルB1)

OTTは1st ステージにソロでやります。2nd ステージはAzur-Azul(福島良元+エミィ)、ボッサの定番からフレンチポップまで、お洒落にきかせてくれる素敵なデュオです。美味しいブラジル料理とともに、くつろいでいってくださいませ。ライブ後は飛び入りも可能です。

良元さんは、ジョアン・ジルベルトやバーデン・パウエルなどのギター・スタイルを深い本質的なところから考察しながらコピーしたりしている、知る人ぞ知るギタリスト。フレンチポップにも、ちゃんとした深い理由があるのです。私は特に理由もなく(笑)、いつもの日本語、ポルトガル語のほか、英語やフランス語やスペイン語もまぜてマルチリンガルな感じで対抗してみようかと思います。

ロダーリ再び

ジャンニ・ロダーリのことは前も書いただろうか?
特に素敵なやつを引用してやろうと思いながら読んでいたのだが、これだ!というのはなかった。全体にはとてもいい本だと思う。でも、お話を毎日できる父親には絶対なれそうにない(涙)。

あとは、ニザーミー『ホスローとシーリーン』(東洋文庫)なんかを読んだり。
どんだけ美男美女なんだ! とか想像しながら読むのは楽しい。

twitter

http://twitter.com/ottwaki

ずいぶん前に噂をきいて眺めたときはチンプンカンプンだった。今回、ようやく少し理解できたので登録してみた。
どうなるか分からないけど、長いあいだmixiというものにぼんやりとした違和感があったので(すっかりお世話になってるけど……)、より気楽にできるんじゃないかという期待はある。

ポエジーは悪徳につながっている

新しく訳した曲をふたつ。

Que Reste-T-Il de Nos Amours(I Wish You Love)

古いシャンソンらしい。私は例によってジョアン・ジルベルトから入ったが、
なんか暗い歌だなと思っていた。というか、私が真似すると妙に陰気になってしまう。
フランス語でうたっているのを聴くと、意外にそうでもない。
こういうふうに、カヴァーのカヴァーをするとき、原曲に戻らないとどうしていいか分からないということはよくある。

Linda Flor

これはいまだによく分かっていない。
禁断の恋を可愛く歌うエロさ、みたいな感じかと思ったのだが、まったくの誤訳かもしれない。
この歌の意味や背景について、知っている方はぜひ教えてください。

本を一冊。
私にとっては珍しい本を読んだ。佐藤和歌子『角川春樹句会手帖』。
なかなか面白かった。詩というものの正体を何となく見たような感じもする。それはけっこう俊敏な筋力みたいなものだし、もしかしたら音楽もかなりそうだろう。詩は善良さより、悪徳との親和性が高いのか。私としては、できれば善良路線を進んでいきたいんだけど、そんなことではだめかもしれない……。
ま、だめでもいいけど。

暗がりの子どもたち

クラブといえば、大音量の音楽、そして照明は暗い。
子どもたちは結構そんな環境を楽しんでいるようだった。
ミラーボールなんて、結構家にひとつあると、便利な子育てグッズになるかもしれない……。

暗くてよく見えませんが……。

カエルでごろごろ

子どもといえば「豆事情」です