恋愛保守主義
結果よりも過程を楽しむ。恋の奥義を知りつくした達人

モットー:快楽は、探している所では見つからないものだ(ジョンソン博士)
適職:公務員 事務系
ラッキー・アイテム:名刺
攻略本:サンテグジュペリ『星の王子さま』恋愛主義的ブックガイド
口癖:「また今度」「時間をかけて」
見分け方:夜家に帰るのが早い。早起き
芸能人・有名人にたとえると…デヴィ夫人、秋元康

天敵とベスト・パートナー
恋愛保守主義者はちょっとやそっとのことで動揺したりしません。その自信がどこから来るのかは分かりませんが、人を納得させる何かを持っており、周囲の信頼は厚いでしょう。

恋愛のツボをよく心得ている保守主義者は、決して性急に物事を進めたりはしません。恋愛には順序というものがあり、それが決して無駄ではないことを知っています。世の中ではもはや無意味だと考えているような形式ばった儀式や手順といったものにも敬意を払い、それが陳腐な恋愛や刹那的な恋愛を避ける唯一の道であることをよく理解しているのです。

保守主義者は恋愛の快楽が結果ではなく過程にあると考えているので、相手を焦らすのもとても上手です。ときどきそれが理解されないないことがあって、消極的だとか、禁欲的だとか非難されることもありますが、それは誤解でしょう。恋愛の快楽をより長く深く味わうことに長けている保守主義者の技術には学ぶべき点が多くあります。

いつも穏やかで冷静に見えるため、保守主義者がいつ恋に落ちたのかを見極めるのは難しいし、本人もあまりそれを意識していません。いつの間にかこれは恋であると確信していて、その頃にはすでに少しずつ行動を開始しています。感情に身をまかせるような愚かな真似はしないのです。

保守主義者は結婚を大切なものと考えていますが、そこに過剰な夢を抱いたりすることはないし、見事にそのタイミングを測ってみせます。保守主義者が結婚生活に失望するようなことも、あまりないでしょう。

たとえそう見えないにせよ、保守主義者は恋愛においていつも主導権を握っています。逆に、受け身になった時の保守主義者ほど惨めな存在はありません。相手に翻弄されたあげく、いわれのない非難まで浴びることになるでしょう。受け身の恋愛ができないことが保守主義者の弱点とも言えますが、しかしそれは希なケースでしょう。

大多数の保守主義者は基本的に恋の成功者であり、その成功が自信を深めたのか、自信があるから成功したのかを問うのはナンセンスでしょう。


TOPページに戻る