恋の小鳥 X

copyright by wakisaka fumihiko



「ちょっとキキ待って」



「髪抜ける! 私昨日眠れなくて
これから大急ぎで働きに行かなきゃならないのよ」




ブービートラップ
「こんな森の奥まで何…」






「でっ!」






「いったあ〜…?」






「あ、すいませんありがとう」






「これ… キキ…」






「えーと私? あなたが彫ったの?
じゃあキキはあの絵描きさん?
もしかして魔法でキツツキに変えられているの?」





「そんな…」















「コノサクヒンハスベテふぃくしょんデアリ…」

「あっ喋った!魔法の一部が解けた?」






「コウコウ、コウコウ、コウイウワケデ」

「あれ?あれは兄よ わかったから
もうつきまとわないでちょうだい」

「シカシワタシハコノスガタ、ドウスレバ…」






「あなたもうしゃべれるんでしょ
そんなモグリの魔術師
ギルド(組合)に問い合わせりゃいいじゃない」






「あーわかったわよ 商売ついでに
ギルドまで連れていってあげるから」






「それきりよ さあ早く家に帰らなくちゃ」






「いってらっしゃい!キィちゃん
かわいい小鳥連れてるね」






「ええ これ私の小鳥…いいえ
私のトリコなの!」




「いっとくけど私達絶対
付き合わないからね!」
「ナーニ?ニンゲンゴデ
イワレテモわかんないよ〜」


作品一覧に戻る