恋愛民主主義
気配りせずにはいられない。自己主張や争いが苦手な家庭タイプ

モットー:最大多数の最大幸福(ベンサム)
適職:警察官、政治家
ラッキー・アイテム:ぬいぐるみ
攻略本:選定中
口癖:「そうかもしれない」「わからないじゃん」
見分け方:家に帰ると態度が豹変する
芸能人・有名人にたとえると…貴乃花

天敵とベスト・パートナー

恋愛民主主義者はおどおどとまわりを覗っています。他人が自分の恋愛に干渉するのを恐れつつも、他人にどう思われているかがひどく気になってしまうのです。したがって民主主義者は自分の恋を語るよりも、一般論を好みます。恋についてのあれこれを議論したがるのですが、その主張は一貫しません。民主主義者は何よりもコンセンサスを求めているのだということに、自分も周囲も気づきません。

民主主義者は相手の恋愛感情をもてあますことがあるでしょう。相手の気持ちを思いやったり、想像したり、探ったりすることに疲れ果て、自分を見失ってしまいそうになるのです。そんなときに民主主義者はなぜか自分が軽んじられているように思えて、逆襲に出ます。民主主義者の恋はポイントを見失ったまま、空回りすることが多いでしょう。

民主主義者は終わった恋に見切りをつけることを苦手としています。どんな相手であれ、自分を愛している人間と別れるのは理不尽と感じていて、ずるずると長い関係を続けがちです。別れた相手に未練を持っているわけでもないのに、ふと思い出したりすることがあり、その相手から連絡があると嬉しくなるでしょう。

男の民主主義者は言葉少なです。そのため恋人や妻に翻弄され、ストレスをためこむ傾向にあります。自分では主張しているつもりでも、あまりにも声が小さく、相手には伝わっていないのです。ときにそれが理不尽な叫びとなって爆発することがあるでしょう。

一方、女の民主主義者はよく喋ります。あまりに言葉が多いので恋人や夫はほとんど聞いていません。彼女はそれに苛立ち、ますますよく喋るでしょう。

いずれにせよ民主主義者にとって、恋はひたすら悩みの種であり、そこに心から喜びを見出すのはまれです。もちろん民主主義者はそんなことを口に出しては決して言いません。なぜなら恋をするのは義務だと感じているからです。早くこの厄介な面倒から逃れたいと考えている民主主義者には、一瞬、結婚こそがすべてを解放してくれる救いなのではないかと思えることがあります。したがって民主主義者の婚期は早いでしょう。


TOPページに戻る