A Felicidade
A.C. Jobim - V. De Moraes
フェリシダージ(しあわせ)

悲しみには 終わりがない
ああ 儚き幸せは 花びらの滴のよう
揺れては 光り消える 恋する涙のよう

ああ 貧しい人の幸せは
祭りの夢のなか 毎日の生活も
この日今だけは忘れる ファンタジー
王様 姫君 海賊 最後の夜を踊る

悲しみには 終わりがない
ああ 儚き幸せは 空を舞う羽のように
風よふけ 短い命 遠くへ運んでくれ

ああ ぼくの夢見る幸せは 君のその目のなか
夜が明ける 時はすぎる
お願い今だけは目をさまさないでほしい
喜びとともに明日は 新しい風が吹くよ

悲しみには……


Acontece que sou baiano
Dorival Caymmi
根っからのバイアーノ

俺は根っからのバイアーノ
なのにそれなのに
俺は根っからのバイアーノ
なのにそれなのに

故郷を離れて君と出会い君を愛した

故郷を離れて君と出会い君を愛した

世界中にはたくさんの場所
どこへ行っても女はいるが
そのなかで一人 君だけなのさ

だからバイーアへ帰ろう
一緒に暮らそう 式をあげよう
だからバイーアへ帰ろう
一緒に暮らそう 式をあげよう

Adeus America
Barbosa and Geraldo Jacques
あばよアメリカ

今は早く懐かしいブラジルに帰り踊りたい
あばよアメリカ 君は素敵な 自由の国だけど
サンバが呼ぶのさ サンバが呼ぶのさ
さらばブギウギうきうき ナイスなナイトは勘弁
今はロックもソウルもヒップもホップも飽きた
僕が聞きたいリズムはパンデイロとかタンボリン
マクドナルドもブッシュも自由の女神も
みんないらない そろそろ帰るかな

今は早く懐かしい故郷に帰り休みたい
あばよ東京 君は大きな お洒落な街だけど
あの山がある あの川がある
さらば東京ブギウギ イカしたナイトは勘弁
今は渋谷も六本木も代官山にも飽きた
僕が聞きたいリズムは祭りの太鼓のドドンガドン
お洒落なカフェも石原も満員電車も
みんないらない そろそろ帰るかな


Aguas de Marco
A.C. Jobim
三月の水

雨あがる 行き止まる 道に小石 人が恋しい
丘に緑 隠れた罠 わずかな嘘 何が香る
川原の木 切り株に芽 烏 ガラス 小さなかけら
風が吹き 川は渦巻く 深い謎かけ ともにとわに
そよ風 坂道 くだる石が奏でる 祭囃子
部屋に響く 雨音のような 誰にでも聞こえる歌

足音が リズムとり 小鳥の歌 この手のひら
空には鳥 社の鳥居 遠くの山 食べかけのパン
誰が投げた 井戸の奥の小石 泣いた顔の恋しい

糸ゆるむ つららの先 連なる滴 気づかぬ傷
魚の目 銀のメダル 野原光る 砂金の花
道に落ちた瓶の底のレンズ通し 見える日差し
家族の夢 閉じたその目 止まる車 ぬかるぬかるみ

一歩 二歩 朝歩く 蛙の足 橋のたもと
三月の水 冬の終わり 心のなか 何か起きる
足元の蛇 見上げる枝 鋸の刃 友だちの声
三月の水 冬の終わり 心のなか何が起きる

雨あがる 行き止まる 道に小石 人が恋しい
帰り道に 未知の蛙 南国の カラフルな
三月の水 冬の終わり 心のなか何が起きる

Amor Certinho
Roberto Guimaraes
ぴったりの恋

はじめて会ったときから 恋をしていたよ
君の笑顔と歌声が 心開いてくれたよ
二人の恋はパテントつき
特別扱い 真似できない
この気持ち全部レコードにして
みんな聞いてくれよ この素敵な恋
この恋だけは偽物じゃない
ぴったりの恋 二人はいつまでも
この恋だけは偽物じゃない
二人はお似合いなのさ


Aos Pes Da Cruz
Marino Pinto - Ze da Zilda
十字架の下

永久の愛を 十字架の下
跪いて誓ったはずだよ
騙したのか? 嘘をついて
神様でも多分 怒るよ

あてにならないね 心のなかのことは
いい加減なものなのだね
すぐに忘れるくらいのことならば
約束なんてそもそも しないでくれよ

Aquele Abraco

Gilberto Gil
アケッリ・アブラッソ

はじめから、君とは
空回りしてばかりさ
たくさんの歌 生まれては消え
胸の奥 しまいこみ
君が去った日 ギターの音が消え
喉は声を失ってた

傷む心 歌えず
神様 なんとかして
涙は出るけど なんか違う
心癒えず

はじめから、君とは
空回りしてばかりさ
たくさんの歌 生まれては消え
胸の奥 しまいこみ
君が去った日 ギターの音が消え
喉は声を失ってた

Aquarela do Brasil
Ary Barroso
ブラジルの水彩画

ブラジル 胸揺さぶられる 心躍る
君のため歌うよ
ブラジル サンバは まるで鼓動さ
おおブラジル 母なる 大地の調べよ

舞台が始まるよ サバンナの記憶と
アフリカのリズム
詩人は再び 月明かりに歌う
愛のセレナーデ
見せて 君が歩く姿を
美しい形と 新しい時代を

ここのココナツの木に ハンモック吊したら
夏の夜はいつでも 優しくささやいた
月明かりに波が 愛を奏でるよ
そうさ 心のなかには
麗しのブラジルの サンバが聞こえるよ

ブラジル 素敵な国 褐色の娘 沈黙の瞳よ
ブラジル サンバは 世界の憧れ
おおブラジル 愛する 大地の調べよ

A Primeira Vez
Bide - Marcal
はじめての時

おおリオデジャネイロは美しく
おおリオデジャネイロはいつまでも
おおリオデジャネイロ 今だけは
アロ、アロ さよなら、愛してる
明日は異国の地 Aqule Abraco
アロ、アロ さよなら 心から
君に贈るのは Aquele Abraco

テレビではお馴染みの顔が
いつものギャグで笑いをとる
何もかもが、愛しく見え
アロ、アロ 街には人の渦
アロ、アロ 通りに音楽
アロ、アロ あふれるリオの街
アロ、アロ贈るよ Aquele Abraco
ファヴェーラの娘 Aquele Abraco
ポルテーラの歌よ Aquele Abraco
夏の夜がいつか 明けるまで
あの歌はイパネマ Aquele Abraco
さらば愛する 人たちよ
この胸に刻む 思い出よ
いつか戻るから Aquele Abraco 君に贈る

Aquele Abraco
 Alo Rio De Janeiro
Aquele Abraco
愛しきブラジルよ
Aquele Abraco