三月の水 MP3

雨あがる 行き止まる 道に小石 人が恋しい
丘に緑 隠れた罠 わずかな嘘 何が香る
川原の木 切り株に芽 烏 ガラス 小さなかけら
風が吹き 川は渦巻く 深い謎かけ ともにとわに
そよ風 坂道 下る石が奏でる祭囃子
部屋に響く雨音のような 誰にでも聞こえる歌

足音が リズムとり 小鳥の歌 この手のひら
空には鳥 社の鳥居 遠くの山 食べかけのパン
誰が投げた 井戸の奥の 小石 泣いた顔の恋しい

糸 ゆるむ つららの先 つらなるしずく 気づかぬ傷
魚の目 銀のメダル 野原光る 砂金の花
道に落ちた瓶の底のレンズ通し 見える日差し
家族の夢 閉じたその目 止まる車 ぬかるぬかるみ

一歩 二歩 朝歩く 蛙の足 橋のたもと
三月の水 冬の終わり 心のなか 何か起きる
足元の蛇 見上げる枝 鋸の刃 友だちの声
三月の水 冬の終わり 心のなか何が起きる

雨あがる 行き止まる 道に小石 人が恋しい
帰り道に 未知の蛙 南国の カラフルな
三月の水 冬の終わり 心のなか何が起きる

雨あがる 行き止まる 道に小石 人が恋しい
丘に緑 隠れた罠 わずかな嘘 何が香る
三月の水 冬の終わり 心のなか何が起きる


●解説●
もっとも好きな曲のひとつなのだが、こんなになってしまった(ため息)。基本的には同じコード進行を繰り返しながらひたすら言葉遊びを繰り返すという感じで、「それは○○」と歌いつづける曲。もちろん、ブラジルの三月は「夏の終わり」なのでどうしようか迷ったのだが、やっぱり日本語なので「冬の終わり」の歌にした。ブラジルの季節感はずいぶん違うのだろうか、そんなに違和感はないのが不思議といえば不思議である。いくらでも改良の余地がありそうなので、とりあえず暫定版ということで……。

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