京都で何をおもう

ひさしぶりに京都へ行ってきた。
京都には住んだこともないのだが、小さな縁がいくつもあって、もう十何回か訪ねていると思う。
東京に住んでいる人にはよく京都に対する妙な憧れがあり、私もそれを共有している気がする。鴨川沿いに出るたび、説明のできない感動がある。
今回は楽しみにしていたアブドゥーラ・イブラヒム(ダラー・ブランド)の上賀茂神社でのライブにあわせ、京都ではなく岐阜あたりをぶらぶらしてこようか、などと思っていた。
しかし、先週はちょっとしたハプニングがあり、それは不可能になった。そして、すでに書いたように週末は自分もイベントの予定があった。
そんなわけで、滞在時間24時間にも満たない弾丸ツアーとなってしまった。
新幹線は高い。せっかく行くならもっとのんびりした旅を楽しみたいものである。

以下は旅のメモ。
出町柳 ファラフェル・ガーデン http://www.falafelgarden.com/ (日本ファラフェル界の聖地)
下鴨神社 たぶん昔兄がこの辺に暮らしていた。
茶寮 宝泉 http://www.housendo.com/shopinfo.html わらび餅がうまい。しかし、こういうところに行くと京都って大変だなと感じる。
深泥池  有名な心霊スポットらしい。
上賀茂神社
スペインバル http://www.jampack-kyoto.com/ (京都在住の知り合いが教えてくださった。マンチェゴ・チーズがとてもおいしい。)
というわけで、飲んだり食べたりばかり……。

さて、最後になってしまったが、アブドゥーラ・イブラヒムのライブ。
私は最近になってこの人の名作「アフリカン・ピアノ」を初めて聴いたくらいなので、あまり多くを知らない。
昔のとんがった音源にくらべると、かなり雰囲気はまるくなっており、スピリチャルな感じさえある。
外からは虫の鳴き声が聞こえるなかで、ピアノの音はどう聞こえるかなと思ったが、まあピアノはピアノだなと思った。
音楽にはいろいろな種類があって、私はどちからというと「真善美」でいうところの真や美を追いかけて聞いてきたかもしれない。でも、彼の音楽は圧倒的に善な感じがして、少し恥ずかしい気持ちになった(笑)。
前に座っていた女性の頬には涙が光っていた。
そのとき私は、スペイン・バルでワインを飲むかビールを飲むか、などとぼんやり考えていた。


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